面接ゲットにつながるレジュメの配り方
今回は私がワーホリ中に試行錯誤を繰り返し編み出した、面接の連絡が来やすくなるための、CV(履歴書)を配り歩く時の作戦を紹介します!
ライバルを増やしたくないので今まで皆には内緒にしていた方法です。私はもう年齢的にワーホリで海外に行くことはないのでこの機会に大公開しちゃいます(笑)。
【履歴書】 英語の発音
Curriculum Vitae (CV): (主にイギリス)カリキュラム・ヴィータイ(/kəˌrɪk.jə.ləm ˈviː.taɪ/) Resume: レジュメイ (/ˈrez.juː.meɪ/) |
CVを配り歩くメリット
ワーホリで海外に行って大変なことといえば、仕事探し。
日本でアルバイトや派遣の仕事を探すときなんかは割と簡単に面接の機会をもらえますが、海外だと応募しても返事がないことも多々ありますよね。(日本の会社は本当にマメだと思います。)
雇用主は大量に寄せられた履歴書からその仕事に合いそうな人を探さなければなりません。そこはインターネットでの応募でも、CVを直接お店に持っていっての応募でも、変わりありません。
ただ、飲食店やショップなどの接客業ではCVを直接持って行った時に人柄をアピールできるので、やはり積極的にチャレンジしたいところ。
このCVの配り歩きですが、よく「とにかく沢山配りまくる!」といったことをよく耳にしますが、正直やみくもに配り歩いても、時間も体力も使ってしまってあまり効率が良くありません。
では実際にどんな作戦を使うか説明していきます!
配る場所 – ランダムに配らない
個人営業のお店でなくて、いろんなエリアにお店を展開している企業について。
カフェチェーンやアパレルショップなど、同じお店でも勤務地が複数あり、路面店になっているところとショッピングモールなどに入っているところがあります。
住んでいるところから通える範囲に同じお店がいくつかある時に注目してみて欲しいのが、客層や働いている人の年齢層。勤務地によって違いがあるのでそれを利用します。
これまでの自分の経験やスキル、年齢など、自分にあった職場のほうが採用される率が上がるので同じショップで2か所以上に配る時は、自分の中で優先順位をつけておきます。
また、あまりに採用される可能性が低いお店をスキップして時間の節約にも。
CVを配り歩く対象となる店舗の例
飲食業:レストラン、カフェ、テイクアウェイ 立地による特徴 路面店:立地によって客層、忙しさがことなる。(オフィス街や大学が近い、駅からの距離、など。) |
時期・タイミング
アパレル系はセール期やクリスマスなどのイベントに向けて人員を募集するので、その時に動くと普段よりチャンスが上がります。
またお気に入りのお店がある場合、そこにCVを渡しに行く前に2~3軒どうでもいい他のお店で予行練習をしてから行くと自信をもって行けます。
配る時間帯
忙しい時間帯は渡される側も渡す側も余裕がないので避けるべき。
狙い目の時間帯
①10:00 – 12:00 開店したばかりの時はスタッフがその日一日の仕事のプランを話し合っている場合もあります。また店長が出勤するのが昼前の可能性も。カフェは午前中の社会人や学生が立ち寄る時間帯は忙しいので避けます。
②14:00-17:00 飲食系はあたりまえだけどランチライムとディナータイムは忙しいので避けます。レストランはディナータイムに店長が出勤している場合が多いので、ディナーが終わった21:00頃も狙い目。 その他の職場はだいたい従業員が12:00から昼休憩に入りだすので、そういった店内の人員が減っている時間帯は避けます。夕方以降も早番のスタッフが帰宅するので人員が少なくなります。アパレル系はどちらかというと夜より昼間のほうが店長がいる率が高いので 15:00頃が狙い目。 |
渡す相手の定め方・声のかけ方
スーパー
①店内に入ったらまずはお客さんのふりして店内をうろうろする。
②スーツを着ている人や、制服が他の人よりビシッとしてるスタッフ、名札に’○○manager’ と書いてある人を探す。
③タイミングをみて声をかける
<フレーズ例>
”Excuse me, I’m looking for a job, could I speak to a store manager please?”
すみません、仕事を探しているのですが、店長さんにお話伺えますか?
※ここで大きなチェーンだとネットでの応募を案内される場合があります。その時は一旦その場を去り、他のもっと優しそうな従業員にあたってみます。(人によっては店内でCVを受けとってくれる場合がある。)それでもダメなら諦めます。
<フレーズ例>
”Sure, will do. Thank you for your time.”
わかりました、そうします。お時間ありがとうございました。
アパレルやカフェなど
①店内に入ったらカウンターに行く。
②タイミングをみて声をかける
<フレーズ例>
”Excuse me, I’m looking for a job, could I speak to a manager please?”
すいません、仕事を探しているのですが、店長さんにお話伺えますか?
店長がいない場合①(お気に入りのお店)
“She/ he is not here at the moment. Do you have a CV with you?” 、 ”Shall I pass your CV to her/ him?” のようにスタッフがかわりにCVを店長に渡すことを提案してきた場合は、丁寧に断り、出直すことを告げ、いつ店長が働いているのか聞き出します。
<フレーズ例>
“Thank you, but don’t worry. I’ll come back.”
ありがとう、でも大丈夫です。また来ます。
“What time is the manager coming back?”
店長は何時に戻ってきますか?
“When is the manager working next?”
店長が次に出勤するのはいつですか?
店長がいない場合②
そのお店に強いこだわりがない場合は、スタッフに履歴書を預けるのもありです。
その時にスタッフに良い印象を与えておくと、店長がどんな子だったか聞いてきた時にそのスタッフが「いい感じだったよ」と言ってくれる可能性があるので、一緒に働きたいと思わせるようアピールしましょう。
<フレーズ例>
”I really like this shop and would like to work with you, so please let your manager know that for me.”
このお店がすごく好きなので、私もあなたたちの仲間になって働きたいです。店長さんにそう伝えてくれますか。
「今は募集してない」と言われたら
飲食業やアパレルなんかは意外とスタッフの入れ替わりが多いので、今は募集してなくてもすぐに空きが出る可能性があります。CVを置いていきましょう!
<フレーズ例>
“That’ll be great if you would keep my CV on file for any future possibilities.”
もし今後空きがでた時の為に私の履歴書を取っておいてくれたら嬉しいです。
“Please feel free to contact me if you have any vacancies in the future.”
もし今後空きがでたらお気軽に連絡ください。
アピールする
さて、お目当ての店長さんに直接CVを渡すチャンスを手に入れたあなた、ここが勝負どころ!
まずは感じよく”Hello, how are you?” など挨拶から入るのは基本です。そして名前を名乗りCVを渡したら必ず自分をアピールしましょう。
<フレーズ例>
“I have worked for/ in ○○ for ○○ years.”
○○で○○年働いていました。
“I have the experience in ○○”
○○の経験があります。
“I’m very interested in ○○ and would like to start ○○ as my new career.”
○○にとても興味があり新しいキャリアとして○○を始めたいです。
そして店長さんから、いつから・どれぐらいのペースで働けるのか聞かれたときに応えれるようにしておきましょう。
<フレーズ例>
“I’m available for an immediate start.”
すぐに働けます。
“I’m available on ○○.”
毎週○○曜日が出勤可能です。
“I’m available to work 〇〇 days a week.”
週に○○日働けます。
最後まで感じよく
そして最後はお礼を言って笑顔で去りましょう!
<フレーズ例>
”I’d be grateful if you could give me an opportunity for having an interview. Please feel free to contact me at your convenience.”
面接の機会をいただけたら嬉しいです。都合の良い時でよいので連絡ください。
”Thank you very much for your time.”
お時間ありがとうございました。
まとめ
丁寧・謙虚が取り柄の私たち日本人ですが、海外で仕事探しをすると積極的でフレンドリーな他国から来た他の応募者に先を越されがちになります。
採用する側はその人のやる気と自信を見ています。しっかり自己アピールして面接の機会につなげてくださいね!
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