ボキャブラリーも増えて
自然な英語も身につく、ある「習慣」
いきなりですが、皆さん普段どれぐらいの頻度で英文を読んでいますか?洋書や英語のニュースを日ごろから読んでいますか?
ドキッとしたあなた、焦らなくて大丈夫です。
たしかに洋書を読んだり英語のニュースをチェックするのは、ボキャブラリーを増やしたりリーディング力を高めるのにとても効果的です。
しかし使われている英語が自分のレベルに合ってなくて難しく感じる場合や、自分の趣味・興味にそったものでない場合、読むという行動から遠ざかってしまうこともあるかと思います。
今回は違った方法で、自然にボキャブラリーも増やせさらに文法の勉強にもなり、時にはお得情報までゲットできちゃう方法をご紹介します。
その方法とは、「インターネットで検索するときは、英語で検索する習慣をつける」というもの。
習慣といっても、インターネットで検索する時って何か気になることを知りたい時なので、自分のペースで続けられるし、興味のある分野から英語の幅が広がっていくのでとてもおススメです。
では具体的に説明していきますね。
目次
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検索の仕方・ボキャブラリーが増える理由
たとえば、ロンドンにあるバッキンガム宮殿の衛兵交替式について調べたかったとします。
だけど「バッキンガム」のつづりがわからなかったり、「衛兵」や「交代式」を英語で何というか思いつかないとします。
そんな時は、「london bakingam performance」のようにとりあえず適当なつづりや、似た単語を入力します。
すると検索結果が次のように出ます。
Googleさんが正しいつづりを教えてくれています!!
そして二番目の検索結果に「Changing the Guard」とあります。これで「衛兵交替式のことをchanging the guardというのだな」と予測することができます。
(一番上の結果には’Christmas concert’ ークリスマスコンサート、とあるのでなんだか違います。)
また、リンクの下の説明文に目を通してみると’guard’という単語が何回か出てくるので、仮にこの時点でGuardの意味がわからなくても、この単語がなにか大事(キーワード)であることが予測できます。=印象に残るので、その単語を覚えます。
この時に辞書で意味をチェックしてもありですし、単語をコピペしてgoogle imagesで写真で見ても記憶に残りやすいです。
(これは名詞の単語の時に限るかもしれませんが…。日本語を介さないので、英語を英語のまま覚えられます。)
画像: Google imagesより引用
また’ceremony’という単語も2回ほど出ています。
‟式”という意味ですが、日本でも「式」と日本語で言う代わりに‟セレモニー”も使いますよね。華やかなセレモニーのイメージとパフォーマンスという言葉が頭の中でつながりませんか?
次回なにか似たシチュエーションで調べ物をする時、「performanceじゃなくてceremonyを入力してみよう」というアイデアが浮かびます。
そして実際にリンクをクリックしてみて、探している内容っぽければOK。
違っている場合は、今度は正しいつづりの’buckingham’を使ったり、検索結果にでている他のリンクの説明文から拾って新しく覚えた単語を足してみたり、自分で思いつく何か他の言い方や関連性のある単語を足したりして、思うものが見つかるまで試行錯誤して検索を続けます。
慣れるまでは少し大変かもしれませんが、この作業をつづけると、何回も目にする単語を自然と覚えます。
そして、バナナと言ったら黄色、滑る、フルーツ、猿。。。といったように、横並びに関連する単語をセットで覚えられます。
文法の勉強にもなる
英語でインターネット検索をすると、単語だけでなく自分では思いつかなかったフレーズや文法を学ぶのにも役立ちます。
例えば、”how many do rain fall in the uk? (イギリスではどれくらい雨が降る?)”と入力してみます。ここでは説明する為にあえて不自然な英語を使っています。
では検索結果をみてみましょう。
How much does it rain in the UK?
といった自然な表現がでてきます。
また下の方の ‘Searches related to…’ に注目すると、”How many days a year does it rain in…”のように似た内容のフレーズも同時に知ることができます。このように、自然な文法でどういう言い方をするのかを覚えることができます。
日本語の情報では出てこないお得な情報も得られる
私が英語で調べ物をするようになったのは、イギリスに行くより前、オーストラリアにワーホリに行く準備をしているときでした。
初めてのワーホリ、そして石橋を10回たたいてもまだ渡るか悩むほど慎重派の私は、貯金30万でどうやってオーストラリア生活をやり抜くか模索中でした。
(当時オーストラリアでワーホリを経験した友達から「結構貯金できたよ」と聞いたので、イギリスに行く前に経験もかねオーストラリアに出稼ぎに行こうと決めたのでした。)
そしてタックスリターンについて日本語で調べていると、出てくるのはタックスリターンを代行してやってくれるエージェントや税理士さんの情報ばかり。英語に自信のない日本人には頼れるサービスなのですが、手数料を取られます。当時私はイギリスに行く費用を稼ぎたい思いからとてもケチになっていて、そういったエージェントは使いたくありませんでした。
日本でだって自分で確定申告をできるのだから、きっと自分でやる方法があるはずと思い、英語で調べ始めたのです。
オーストラリアにワーホリに来るのは日本人だけじゃない、ヨーロッパなどから来る人たちはどのようにしているか気になったのです。ワーホリの人と状況は違えど、オーストラリア人だって自分でタックスリターンする人がいるはずだし。
そしたら海外のブログで、自分でオンラインで申請できる方法・やりかたを紹介している記事を見つけました。
(今は日本人のワーホリ経験者の方がオンライン申請のやりかたを日本語で説明してくれているブログが増えましたが…。)
この経験から、英語が使える・読めると、得られる情報の幅が広がるメリットを体感したのでした。
一つの事柄に対しても日本人からと海外の人からの目線では、意見が違うことがあります。逆に、お国柄関係なく似ていることだってあります。そういった事を知れるのはとても興味深く面白いです。
まだ日本に入ってきていない流行りものを見つけて、お友達とシェアするのも楽しいですよね。
まとめ
ということで、今回は英語でインターネット検索する習慣をつけるメリットをご紹介しました。まずはマイペースに、本当に興味があって気になってしかたがない事があったときでいいので初めてみて下さい。
続けていくといつの間にか英文を読む速さも上がって、知っている単語が増えたことに気が付くはずです!
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