時給8500円!?
ロンドン地下鉄構内で歌うミュージシャン、ハリー。
以前こちらの記事でロンドンで路上ライブをやる方法について書きました。
この記事の中で、路上ライブはお金が稼げるのかどうかについて書きました。
ちょうど、実際に地下鉄の構内で演奏しているミュージシャンにインタビューした動画を見つけたので紹介します。
世界的にも有名なロンドン地下鉄構内での路上ライブ・スキーム ”The London Underground (LU) Busking Scheme”
ここで演奏する権利を得たミュージシャン、ハリーは、オフィスでフルタイムで働いていた頃よりも多くの収入を得ているとコメントしています。すごい!
では動画をご覧ください。ビデオの下に日本語訳ものせておきます!
ビデオの内容
ハリーはロンドンの地下鉄構内のミュージックパフォーマーのひとり。
彼にとってはこれがフルタイムの仕事であり、一時間に60ポンド(約8500円)稼ぐことも。
「以前はオフィスでフルタイムの仕事をしていたんだ。一日9時間働いて、手取りはそんなに多くなかった。
だけどこうやって人前で演奏すれば、オフィスで働くより多くの金額を、たった2時間で稼げるということに気が付いたんだ。
クリエイティブにいられる機会も得ることができた。毎日1回か2回は演奏しているよ。」
ハリーに出会ったのはリバプールストリート駅。(でもそこは彼のお気に入りの場所ではないらしい)
「このあたりを歩いてる人は、あんまり沢山チップをくれないんだ。ベストなのはもっと観光客の多いエリアだね。レスタースクエアやピカデリーサーカスみたいなさ。トッテナムコートロードなんかはもっとすごい。
セントラル線のホームに行くまでのトンネルはすごく良いスポットだよ。反対側から僕が演奏してる場所にたどり着くまでに、人々は僕にチップを払うかどうか決めるんだ。次から次へとコインを投げ込んでくれる。
平均は、2時間ごとに100~120ポンド貯まるかな。すごく良い感じだ。」
どうやら彼のオリジナル曲より、カバー曲のほうが人気があるみたいだ。
ロンドン地下鉄構内でのパフォーマンスは、ライセンスが必要。
とても競争率が高く、実際にステージで演奏をする形式のオーディションがある。ライセンスを取得できれば、どの駅で演奏するか選ぶことができる。(時間通りに予約すれば)
演奏は決められた場所で2時間。
(コインを袋に入れるハリー)「ざっと60ポンドぐらいかな?」
ショータイム!
No Comment